数野 繁夫 Shigeo Cazuno
(1940年04月19日生 - 2013年12月07日没)
山梨県甲府市出身の数野繁夫は東京芸術大学に学び、
故山口薫氏の薫陶をうける。
その後公募団体には属さず自己の絵画思考を忠実に、
数々の変遷を経つつ、独自の画風を確立し現在最も注目を集める
作家の一人として画壇に揺るぎない地位を確立する。
その作品は山の幸、そして身辺の風物を主題に重厚に描写され、
構成された夫々のモチーフは互いに反響しあい緊張を保ち、
画面の底から生命の力が湧き出ずる感がする....。